出展社インタビュー

“パネトーネ種”を使って創業40年間作り続ける
やわらかさと口どけの良さの看板商品パネトーネ

株式会社コモは愛知県小牧市に本社を構え、「パネトーネ種」を活用した菓子パンの製造に特化しています。創業以来、伝統的な製法を守りつつ、品質と革新を追求し、消費者に高品質な商品を提供しています。パネトーネ種を使ったパンは、独特の風味と食感が特徴で、特に最近ではその品質の高さが注目されています。

同社が使用するパネトーネ種は、イタリア北部のコモ湖周辺で生育した酵母と乳酸菌の複合体で、これを使って発酵させたコモのパンは、一般的なパンとは一線を画する特長を持っています。発酵にかける時間は通常のパンの1時間に対し、10時間にも及びます。この長い発酵時間をかけることで、香ばしさとしっとりとした口どけの良さが生まれるのです。
加えて、発酵過程で生成される乳酸がパンの酸性度を高め、甘さと酸っぱさが絶妙に調和した風味を引き出します。この酸味が他のパンと一線を画し、深い味わいを提供しています。
さらに、パネトーネ種を使ったパンは微生物の発生を抑える特性があり、またパンの水分活性が低いために、微生物が繁殖しにくいので、長期間にわたって美味しさを保つことができます。

認証で信頼性アップ!！　安心・安全を届ける営業戦略の展開へ

ー金原聖佳 様に、取得しているISO22000とFSSC22000の活用とJMAQAへの期待も伺いしました。

まず、ISO22000やFSSC22000を取得していることで、自社製品の「安全・安心」がお客様にしっかりと伝わると実感していると語っています。この認証は、消費者に対して商品の信頼性を高めるために非常に役立っており、信頼性が確保されることが重要だと強調されています。
特に海外ではFSSC22000を取得していることは、最大のメリットであり圧倒的な安心感・信頼感を与えることができます。
また、食品安全マネジメントの仕組みを取り入れることで、組織内での取り組みが強化され、その結果として安全性や信頼感が向上すると考えているとのことです。こうした認証は、食品を提供する企業にとって重要なツールであり、組織の継続的な向上、消費者に対する信頼感の獲得に繋がっているとしています。