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JFS-C規格

JFS- Cとは

JFS-Cとは2000年5月に、食品業界の国際的な活動として、GFSI(Global Food Safety Initiative)という非営利団体がFSSC22000財団(Foundation FSSC22000)がThe Consumer Goods Forum(CGF)のもとで発足しました。GFSIの活動目標の一つとして、一度認証を受けると、どこでも認められる認証制度を選定することが掲げられており、民間の第三者認証制度に対するベンチマーク認証としての評価基準が決められました。その後、ベンチマーク認証としての位置づけに対する認識は国際的にも広まってきており、日本国内においても食品業界おける理想的な取引要件としての運用も広まりつつあります。

JFS-C認証制度は、一般財団法人 食品安全マネジメント協会(JFSM)が所有権をもつ、食品安全に関する第三者認証制度です。2016年1月に発足し、現在は、FSSC22000と同様にGFSIのベンチマーク認証に承認されるように運営がされています。これまで、特に、国際的に運用される認証制度においては、欧米を中心にルール化されたものがほとんどでしたが、このJFS-Cは、国際的に利用される第三者認証制度を日本から発信することも目的の一つにおかれています。2018年1月時点では、GFSIのベンチマーク認証として承認されていませんが、今後は大きく活用される可能性を持つ第三者認証制度となっています。

JFSMが提供する規格には、下記のように、A、B、Cと3つの規格が準備されています。これは、A規格からC規格に向けて段階的に対応を進めることを可能にすることを目指したものであり、一つの特徴になっています。JFS-C規格とは、JFS規格の中でCレベル、すなわち、国際取引の中でも活用されるような信頼性を持つ認証制度として設計されています。また、JFS-B規格については、CodexのHACCPの原則を含み、基本的な衛生管理も活動の要件に含まれていますので、マネジメントシステムとしての活動は含みませんが、一般的な衛生管理を元にHACCPシステムが運用されている工場としての認証に活用されることを想定しています。

JFS- Cとは

HACCP、ISO22000、FSSC22000、との関係

HACCP、ISO22000、FSSC22000が取り扱う活動の範囲を下図に示します。 管理すべき食品安全の危害要因として食中毒原因菌などを評価し、適切な管理を可能にする手段としての殺菌工程などをCCPとして管理することがHACCPと呼ばれており、その運用をマネジメントシステムとして運営管理を行うのがISO22000です。

具体的には内部監査やマネジメントレビューなどを行い、食品安全を保証するという有効性を継続的に改善するものです。このとき、JFS-CではFSSC22000のようにISOのマネジメントシステム規格は利用していませんが、HACCPの原則を含むISO22000の要素を実質的に包含した要求事項としてまとめられています。JFS-Cの基準は、食品安全マネジメントシステム(FSM)、ハザード制御(HACCP)、適正製造規範(GMP)の3つの要素で構成されています。

これは、JFSMが提供しているJFS-C規格のガイダンス、および、解説書に書かれているように、概ね、FSSC22000と同様の活動が求められていることになります。したがって、JFS-C規格は、ISO9001のように品質全般を扱うものではなく、ISO22000やFSSC22000と同様に食品安全を運営管理するマネジメントシステムになります。

HACCP、ISO22000、FSSC22000、との関係

JFS-Cの導入メリット

JFS-Cを導入すると、以下のようなメリットが考えられます。

  • CodexのHACCP原則に沿った活動が実施されている企業としての位置づけはもちろんのこと、国内外の大手小売チェーン、大手食品製造などに対して、新規の販売チャネル開拓の機会が拡大する
  • 安全で高品質な食品を製造、供給できることを証明し、消費者や取引先に対するブランド力、ブランドイメージなど、アピール効果が高まる
  • 自社の食品安全ハザードが明確になり、効果的な食品安全の仕組みを構築できるので、クレームへの迅速な対応、及び予防体制が整うとともに、社内の食品安全に関連した技術、経験、知識が体系化されることにより、これらが会社の財産として継承できる。
  • ハザード分析、トレーサビリティシステム構築、製品回収、不良品の削減など経営に対する負のリスク管理が可能になる。
  • 社内外の監査コストが削減される。

JFS-Cの狙い

JFS-Cの主な狙いは、食品の国際的な取引については、物流体制の向上に伴い原料としての一次産物のみではなく、加工製造された食品の輸出入が増加しています。それに伴い、民間での商取引においてはGFSIによるベンチマークとして承認を受けた認証制度が利用されるようになりましたが、日本で開発された認証制度はありませんでした。

そこで、日本の文化を反映し、かつ、国際的に認められた認証精度を日本オリジナルとして持つことを目的としてJFS-C規格が作成されました。このとき、JFSMでは、国際的に認められるJFS-C規格のレベルに段階的な取組により到達しやすくするために、基礎的レベルとして一般的な衛生管理体制の確立に主眼をおいたJFS-A規格、次に、CodexのHACCPの原則に沿ったHACCPシステムを構築するためのJFS-B規格を定めています。したがって、最終的にJFS-C規格の認証を取得するために、各企業の状況を考慮した取り組みを可能にすることを通じて、多くの組織が国際的に信頼されるレベルに到達することを目指しています。

JFS-C規格については、FSSC22000と同じくGFSIのベンチマーク認証を目指した認証制度ですので、要求事項としての記載の程度は異なりますが、活動の本質は概ね同じレベルが要求されることになります。食品安全マネジメントシステム(FSM)、ハザード制御(HACCP)、適正製造規範(GMP)の3つの要素では、以下の事項が要求事項として定められています。

食品安全マネジメントシステム(FSM)
ハザード制御(GACCP)
適正製造規範(GMP)

ここでは、各項目の表題のみを掲載していますが、これらの要求事項についても具体的な内容が簡潔に記載されています。この意図を、JFSMは、“規格要求事項の全体像をつかみやすくすること、各組織が自身でマネジメントシステムの細部を決めることで組織にあったシステムの構築を可能にすること、システムが不必要なまでに重くなることを避けること”として説明しています。

また、FSSC22000と同様にGFSIベンチマーク認証を目指すものであることから、食品製造業向けに設定された前提条件プログラムとしての適性製造規範(GMP)、また、近年の注目課題となってきている食品防御や食品偽装予防への対応、そして、非通知審査にも対応できる組織運営を確立することを通じて組織運営の信頼性を保証することなども意図しています。JFS-Cの認証取得においては、FSSC22000と同様に、社内的な効果のみならず、外部の顧客組織からの信頼を得るように活動の体系化を行うことが狙いになります。

一般財団法人日本食品安全マネジメント協会(JFSM)への登録料(JFS-Cのみ)

申請手数料
15,000 円/1サイト

年間登録料(初年度以降)
10,000 円/1サイト

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