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ISO14001(環境マネジメントシステム:EMS)

ISO14001とは

ISO14001(環境マネジメントシステム:EMS)とは、組織が自社で設定した環境に関する方針や目的に整合して、自社の事業活動やその結果生まれる製品・サービスが環境に及ぼす影響を管理することによって、健全な環境パフォーマンスを達成し、それを実証できるようにする仕組みの構築を目的とした規格です。

ISO14001の主な狙いとしては、経営に環境の要素を取り入れ、環境問題意識とその対応を行うことで、“環境”、“社会”及び“経済”という持続が必要な“三本柱”のバランスを維持し、PDCAサイクル(Plan-Do-Check-Act)を運用することが大きな狙いです。具体的には環境方針・目的・目標を掲げ、製品・サービスの設計・開発段階からライフサイクルを考慮した取り組みを行います。

例えば、エネルギーの使用を考えた場合、各部署が削減目標を立案し、実行することによって、経費の削減という結果が得られる場合もあります。削減努力を行い、そのうえで将来的な設備投資計画や原材料の調達を含めた全体ライフサイクルに範囲を拡大していくことができます。

このように「管理する事項の洗い出し」⇒「適切な資源利用」⇒「環境負荷の低減を図る」⇒「経営上のリスクを軽減する」⇒「将来的な投資計画(事業戦略)につなげる」といった流れが考えられます。
その結果を、社内、取引先、社会全体に公表し、環境に配慮した企業として信頼を得ていくことが重要です。

組織の状況

*JISQ14001:2015より引用

ISO14001の導入メリット・構築のポイント

ISO14001導入のメリットとして、下記のようなことが挙げられます。
  • 取引条件に環境志向(グリーン調達など)を求める顧客との取引が円滑になる
  • 企業のイメージアップや知名度の向上、ビジネスチャンスの拡大が図れる
  • 変化の激しい環境法規制への対応体制が構築できる
  • 経営者の理念や方針を組織の隅々に浸透させることができる
  • 手順の明確化により、環境に関する管理効率が向上し、環境関連費用のコストダウンが図れる
  • 環境に影響を及ぼす緊急事態への準備体制が整備できる

ISO14001の構築のポイントとして、事業活動を「環境」の面からよりよくするために、「何を管理するのか?」を明らかにする必要があります。そのうえで、事業活動を通じて、「どのように実行していくか?コントロールしていくか?」の計画を立てていきます。
法令遵守も重要な要素です。貴社の事業活動を行う上で、どのような法令が適用されるか、自治体等に連絡をとりながら、漏れがないように整備していきましょう。

Q&A

Q.

環境側面とは何ですか

A.

環境に影響し相互・作用する又は可能性のある、組織の活動、製品又はサービスの要素です。

<具体的な環境側面の例>
①環境負荷になる環境側面(マイナスになるもの)
廃棄物処理法で規定された、燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスティック類、その他政令で定める廃棄物
=紙、ゴミ、電気、製造上発生した廃棄物、ヤレ紙、廃塗、廃段ボール、廃化学物資 

②有益な環境側面(プラスになるもの)
グリーン購入、リサイクル材料の活用、省エネ機材の利用(太陽光利用、節電対策)
EV車両、通い箱の利用、配送ルートの最短化、クリーンエネルギー利用
廃棄物の有価物に転用、地域の清掃協力、環境意識向上教育

Q.

エコステージとは何が違いますか

A.

環境マネジメントシステム(ISO14001)は国際標準規格に基づいて実施する仕組みです。
エコステージは、小規模企業が環境を意識した、効率的な経営に取り組めるよう考えられた仕組みです。

※2018年1月21日現在作成

項目 / 種類 EMS
(環境マネジメントシステム)
エコステージ
(環境経営システム)
規格 国際標準規格 ISO14001:2015
日本工業規格 JISQ14001:2015
『エコステージ規格』 2015年版
一般社団法人 エコステージ協会編
規格の範囲 国際規格、国内規格、審査登録制度 第三者評価委員の評価
登録証 認証登録証発行あり 発行なし
組織の対象範囲 事業所・部門・事業単位の取得も可 事業所・部門・事業単位の取得も可
対象資産範囲 適用範囲内の全ての活動 適用範囲内の全ての活動
要求事項 事業活動で排出される物質の適切な処理 事業活動で排出される物質の適切な処理
更新・維持 更新3年毎、及び毎年の継続審査 更新3年毎、及び毎年の継続審査
環境対策 環境目標の達成、法的順守 エコステージ目標の対応

Q.

「ライフサイクルの視点を考慮し、」とありますが、具体的にはどのように考えたらいいですか

A.

  • ライフサイクルとは、原材料の取得又は天然資源の産出から、最終処分までを含む、連続的でかつ相互に関連する製品・サービスのシステムの段階群を考慮した活動、インプットから組織のプロセスを経由してアウトプットまでの一連の流れの視点です。
  • 例:鉱石を採掘⇒工場で加工⇒製品⇒出荷⇒販売⇒顧客が利用⇒最終廃棄になります
                 ┗廃棄物⇒販売できる物は有価物として販売対象になります
                 ┗廃棄物⇒当社では利用できない物は産業廃棄物とします
    上記のように一連の始まりから最終処分までを考慮した視点です。

Q.

オフィスのため、紙・ゴミ・電気以外に考えられません。どのように考えたらよいですか。

A.

利益向上・製造原価の削減等に効果のある事柄は対象になると考えています。
①製品/サービスを増やす活動
②投入する資源(原材料、エネルギー、作業時間、不良品)を減らす活動
がテーマになります。
つまり、オフィスの中では業務効率向上及び品質向上を含めた事柄がテーマとして考えられます。
業務活動の生産性が高まれば、その企業における資源の単位時間内の利用効率が良くなったと判断できるからです。 

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