JMAQA EVENT
日本能率協会審査登録センター特別企画 ホテル・レストラン・ショー&FOODEX JAPAN in 関西 登録組織10社 共同出展
所在地:沖縄県浦添市宮城 6-4-15 | URL:https://www.kakinohana.co.jp |
事業概要:黒糖菓子製造、販売 | 認証取得規格:ISO22000 |
会社案内と出展商品の特長
沖縄産さとうきびの魅力を引き出す
多良間の黒糖で革新と伝統が融合した菓子を開発
株式会社黒糖本舗垣乃花は、沖縄産の黒糖を使用した革新的な製品づくりを通じて、菓子商品における新しい価値の創造を目指しています。沖縄の自然に恵まれた地域で生産される黒糖は、深い風味と栄養価の高さで広く知られており、この沖縄産黒糖を最大限に活かし、伝統と革新を融合させた製品を提供しています。
同社が使う黒糖は、沖縄特産のさとうきびを収穫し、その汁を搾り取って煮詰めることによって作られています。この黒糖を基盤に、新しい菓子の開発に挑戦しており、今まで使用されたことのない原料や新しいフレーバーを組み合わせることで、消費者に新しい味わいを提供しています。
特に重視しているのは、「新しい価値の創造」であり、斬新でユニークな黒糖菓子を生み出すことに力を入れています。
また、黒糖本舗垣乃花は、製品の品質に対して非常に高い意識を持って取り組んでいます。工場では、ISO22000の仕組みで製造工程における品質管理を徹底しており、認証自体、製品の安全性を確保するだけでなく、お客様への信頼を築くために欠かせない要素となっています。
さらに、同社の特長的な取り組みとして、沖縄で黒糖の最大産地である多良間島の黒糖を使用した製品を取り揃えている点が挙げられます。多良間島は、さとうきび栽培を主産業とする小さな島で、厳しい自然環境の中で生産される黒糖は、他の地域の黒糖とは異なる深いコクと風味を備えています。この多良間島産の黒糖を使用した商品ラインナップを展開し、その特長的な風味を最大限に引き出した製品を揃えているのです。
今後も、沖縄産・多良間産の黒糖を使った新しい菓子製品の開発をさらに進め、より多くのお客様にその魅力を伝えていくことを目指しています。
沖縄の伝統を大切にしながらも、地域特産の黒糖を使用することで、沖縄の自然と文化を感じていただける商品が揃い、沖縄の魅力を全国に発信する役割を果たしていきます。同時に、地域貢献や持続可能な発展にも注力し、沖縄の自然や文化を未来に繋げる活動にも取り組んでいます。
FOODEX出展のねらいと成果
代表取締役社長 垣花和秀 様に、今回、FOODEXに出展したねらいと成果について伺いました。
今回の出展の目的は、主に次の3点です。
第一に、「関西圏の展示会には滅多に参加しないため、挑戦として参加したい」と考えたこと。第二に、「関西圏の取引先と直接顔を合わせる貴重な機会を得るため」。そして第三に、「他のISOやFSSCなどの認証を持つ企業がどのような会社かに興味があり、情報を得たかった」という点です。
結果として、業種の異なる珍しい企業とも意見交換ができ、大変有意義な時間を過ごしました。また、出展会場では、毎日効果的な方法を模索し、改善を重ねることができたため、貴重な経験を得ることができました。
ISO・FSSCの活用と日本能率協会審査登録センターへの期待
ISO22000認証でさらに広がる黒糖菓子の可能性
垣花和秀 様に、取得しているISO22000の活用とJMAQAへの期待も伺いしました。
以前はISO 9001をベースに独自の食品安全管理を追求してきました。この経験を活かし、さらに高い食品安全基準を実現するためにISO22000の認証を取得しています。黒糖菓子製造業界においては、ISO22000認証の取得はおそらく初めてのことです。
この認証取得によって、品質管理がしっかりと行われていることを対外的に証明できました。その結果、複数の大手スーパーマーケットや小売店で私たちの商品が定番商品として取り扱われるようになり、また生協でも取り扱いが始まりました。
今後もISO22000認証を活用するととともに、黒糖を使った菓子の商品ラインナップをより充実させて、黒糖が今以上に広く認知されるように取り組んでいきます。